家計管理といえば、今は家計簿アプリが主流ですよね。
でも、我が家は最初からアプリは使いませんでした。
なぜなら、当時知りたかったのは
「きれいな家計」ではなく
最低限、生きていける金額だったからです。
限界の中で知りたかったのは「生きるための金額」
正直かなりきつい時期があって、
生活費が足りず、私が掛け持ちで働いて
なんとか家計を回していたこともあります。
そのとき思ったのが、
もう理想の家計じゃなくていい
とにかく「最低限、生きていける予算」を知りたい
ということ。
・これ以上削れない支出はどれ?
・この金額を下回ったらアウト、というラインはどこ?
・収入が少ない月でも耐えられる家計って?
これを考えるには、
自分で数字をいじれるExcelの方が
圧倒的に合っていました。
Excelなら「現実ベース」で予算を組めた
Excelにしたことでできたのは、
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理想じゃなく「現実の最低ライン」で予算を組む
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月ごとのブレを前提に考える
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生活費とそれ以外を分けて考える
特に大きかったのは、
「今月どうだったか」より
「この家計は耐えられるか」を見られたこと。
アプリみたいに
「使いすぎです」と言われることもなく、
ただ淡々と、数字と向き合える。
当時の私には、それが必要でした。
Excelでまずやったこと|家計項目を「固定費」と「最低限の変動費」に分けた
この時点では、
貯める余裕も、将来のことを考える余裕もなく、
「今月を乗り切れるかどうか」がすべてだったからです。
だから最初の項目分けは、とてもシンプルでした。
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固定費
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変動費(最低限)
この2つだけです。
固定費|毎月必ず出ていくお金
固定費には、
金額の大小ではなく
**「払わないと生活が止まるもの」**だけを入れました。
例えば、
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家賃(賃貸)
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水道光熱費
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通信費
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保険料(旦那の生命保険・子供、私の共済のみ)
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その他、毎月必ず発生する支出
ここは
「削りたいかどうか」ではなく、
現実として出ていくお金として、そのまま受け止めました。
変動費(最低限)|調整できるけど、ゼロにはできないお金
もう一つが、変動費です。
ただし、
娯楽費やご褒美費ではなく、
最低限の変動費だけをまとめました。
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食費(最低限)
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日用品
細かく分けず、
「ここを調整して生き延びる枠」として
あえてひとまとめにしています。
生活が成立するかどうか。
それをはっきりさせるために、
固定費+最低限の変動費だけで
家計を組み立てました。
それでも、タバコとお酒だけはやめられなかった
ここまで切り詰めても、
どうしてもタバコとお酒だけはやめられませんでした。
家計管理の話になると、
「まずは嗜好品を削るべき」
と言われがちですが、当時の私にはそれができませんでした。
理由はシンプルで、
それをやめたら、心が先に折れる状態だったからです。
家計管理は「正解」より「限界を超えないこと」
Excelでの家計管理は、
節約を頑張るためのものではなく、
限界を超えないための道具でした。
だから、
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他人から見たら削るべき支出でも
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自分にとっては必要なもの
そういう出費は、
最初から「ある前提」で家計に入れています。
③ 最低生活費をどうやって数字にしたか
固定費と最低限の変動費に分けたあと、
次にやったのは、**「最低生活費を数字で固めること」**でした。
目標はシンプルです。
今の収入で絶対に生活できるラインを知ること。
感覚ではなく、過去の出費や平均をもとに、
**「これ以下は危険」という金額」を計算しました。
固定費はそのまま合計
まず固定費です。
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家賃(住宅ローン)
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水道光熱費
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通信費
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保険料
これらは毎月必ず出るお金なので、
削ることは考えず合計しました。
変動費は「稼げる限界から逆算」
次に変動費です。
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収入の限界から、まず固定費を引く
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残ったお金を、最低限の変動費に振り分ける
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それ以上使えない額が、週ごとの予算になります
例えば、私の場合は…
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家族4人分の食費・生活費:1週間1万円まで
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日用品:月5000円以内
こうして収入の限界=使える総額を出し、
そこから変動費を割り振ることで、
「今月どこまで使えるか」が明確になりました。
固定費+変動費=最低生活費
こうして算出した金額が、
我が家の最低生活費です。
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理想でも目標でもなく
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平均値と最小限から出した現実的な数字
これをもとに、今後の家計管理は進めていきました。
数字にすることで得られる安心感
最低生活費が分かると、
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今月の収入で足りるかどうか
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足りない場合はどこで調整すればいいか
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週ごとにどうやりくりすればいいか
を感情に頼らず判断できるようになりました。
⑤ Excelで見える化|スクショ付きで解説
ここまでで、
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固定費+変動費に分ける
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収入の限界から逆算して週ごとに振り分ける
という方法を説明しました。
次は、実際のExcelの使い方をスクショイメージ付きで解説します。
この記事を読めば、そのまま真似して作れるレベルです。
シート構成は1枚でシンプル
まずはシート全体の構成です。
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固定費:毎月必ず出る出費
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変動費(最低限+必要な余白):週ごとに管理
例えば、こういう形です。
スクショイメージ
上から固定費、下に変動費が並び、週ごとに割り振られている表
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固定費は月合計だけ
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変動費は週ごとに割り振る
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Excelでの設定ポイント
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固定費は削らず合計だけ
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家賃や通信費など、毎月必ず出る支出を固定費としてまとめる
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変動費は週ごとに割り振る
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食費や日用品は月合計から週ごとの予算を計算
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「今週どれだけ使えるか」がすぐわかる
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削れない余白も予算に入れる
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タバコ・お酒や小遣いも、心理的負担を避けるため必要経費として計上
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残高欄を作る
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月合計、週合計、残金を表示
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赤字になる前に調整できる
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タバコ・お酒や小遣いも「削れない生活費」として入れる
カスタマイズも自由
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変動費の項目を増やすことも可能
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余裕が出たら積立用の列を追加して貯金管理も同時にできる
💡 このExcelシートのメリット
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収入の限界から逆算した現実的な生活費を一目で把握
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削れない固定費と週ごとに調整できる変動費で、無理なく生活
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「生き延びるための家計管理」が現実的にできる
もし自分の家計が不安定で、
「どれくらい使えるのか分からない」と思っているなら、
この形をそのままコピーして使うだけでも安心です。 -
